■ Windows のペイントで絵は描けるの?
ペイントに写真を貼り付ける事ができますので、理論上その写真を描ける事になりますね。
あくまで表示できるものは描けると言っているだけで、実際に描く人はいないでしょうし、1つの例え話です。
ペイントで出せる色は、色合いが0〜239・鮮やかさが0〜240・明るさが0〜240ですが、白と黒の分を考慮すると、
240×241×239+2 の色を作れるのかな?この計算だと1382万色3762色ですね。あっているかどうか分りませんが。
つまり自分が作りたい色を作れるって事ですね。従って本気で描く気になればかなりの絵を描ける事になります。
■ マウスで絵を描くの?
絵を描く事を目的としたペン型マウス、タブレットというものもあり、マウスで描くよりかなり楽でしょう。
しかしマウスで全く描けない人は、タブレットでも慣れないと厳しいかもしれません。
マウスでも慣れれば結構描けるものですよ。
■ ペイントのツールを覚える
左側に絵を描くのに使う最小限のツールがありますが、この使い方を覚えないと絵を描けるようにはなりません。
性能の良いソフトはこれ以上のツールがあり、
やはりツールを使いこなすのにはかなりの根気が必要になると思います。
ツールにマウスを乗せると簡単な説明が出るので、それについて説明します。
自由選択 |
マウスをクリックしながらなぞって範囲を選択し、コピーしたり切り取ったり移動したりします。
選択した色を透明・不透明にできます。コピーなどは選択した範囲を右クリックして行います。
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選択 |
マウスをクリックしながら四角い範囲を選択し、コピーしたり切り取ったり移動したりします。
選択した色を透明・不透明にできます。
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消しゴム/ カラー消しゴム |
マウスをクリックしながら選択された色で消す。(塗りつぶす)色の選択は下にあるからーパレットに
ポインタを合わせて右クリックなどをして決める。
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塗りつぶし |
選択した色でキャンパスを塗る。右クリックと左クリックの2色使えます。
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色の選択 |
キャンパス上にある色を選択します。左右のクリックで異なる色を使えます。
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拡大と縮小 |
キャンパスを100〜800%に拡大する事ができます。細かい範囲の作業はこれを使います。
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鉛筆 |
1px の細い線をフリーハンドで描きます。左右のクリックで異なる色を使えます。
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ブラシ |
太い線をフリーハンドで描きます。複数あるブラシのサイズなどを選択し、左右のクリックで異なる色を使えます。
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エアブラシ |
スプレーした感じになります。スプレーされる範囲は3種類あり、左右のクリックで異なる色を使えます。
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テキスト |
キーボードで文字を書きます。サイズ・色・フォント を変更できます。キャンパスを拡大していると使えません。
クリックしてキャンパスをなぞって範囲を選択し文章を入力します。背景色を透明・不透明にできます。
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直線 |
直線を描くツールです。クリックした状態でマウスを移動し線を引きます。線の太さを変更できます。
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曲線 |
曲線を描くツールで、クリックした状態でマウスを移動し線を引き、更にその線付近をクリックして
引いた線を2回つまんだように曲線を作れ、左右のクリックで異なる色を使えます。慣れるまで難しいです。
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四角形 |
マウスをクリックした状態で移動し四角を描きます。枠だけや塗りつぶしなどを選択でき、
左右のクリックで異なる色を使えます。
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多角形 |
任意の多角形を描くツールで、線を引いたあとに任意の場所でクリックするとそこまで線が引かれ、
それを繰り返しはじめの点まで複雑な形を描けます。枠だけや塗りつぶしなどを選択でき、
左右のクリックで異なる色を使えます。
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楕円 |
円を描くツール。枠だけや塗りつぶしなどを選択でき、左右のクリックで異なる色を使えます。
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角丸四角形 |
角が丸い四角を描くツール。枠だけや塗りつぶしなどを選択でき、左右のクリックで異なる色を使えます。
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■ 重要なメニュー項目 変形
上にあるメニューはファイルからヘルプまでありますが、その中で変形の中から描くのに重要なものを説明しておきます。
反転と回転 |
描いた絵の選択し向きを上下左右変更できます。対称な絵が欲しい場合便利です。
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伸縮と傾き |
描いた絵を選択し幅と高さを伸縮できたり傾けたりできます。これをやると絵が大雑把になったり
崩れたりしますので、コピーした絵でやるのが良いです。
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キャンパスの 色とサイズ |
絵を描くキャンパスのサイズを変更します。
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絵を描く上で重要なメニュー項目は他に編集の中にある「元に戻す」です。これは
3つ前の作業まで戻す事ができます。
■ カラーパレット
下にあるカラーパレットを右クリックと左クリックで色を選択できます。
一番左側にあるところが、左右のクリックで選択した色で、右クリックで選択した色が、
「背景を不透明にする」での透明できる色です。色々試せば分るようになるでしょう。
また色の作り方は、パレットの変更したい色をダブルクリックします。すると基本色が出ますが、
その中に無い場合は「色の作成」をクリックして色を作る事になります。
虹色になっているカラーパレットにマウスを乗せて、クリックしながら左右に移動すると、
赤・緑・青などの色合いを変更できます。上下に動かすと、鮮やかさの変更ができ、同じ色合いでもくすんだ色を作れます。
上で選択した色の明るさを更に右側にある縦長のカラーパレットで変更でき、
「色合い」「鮮やかさ」「明るさ」の3つで色々な色を作る事が可能なんです。
こうして作った色を、「色の追加」をクリックして「OK」をクリックすれば、作った色がキャンパスに表示されます。
実際に絵を描く時は、カラーパレットで保存できる数では足りない事が多いです。
そんな時に自分の場合は、作った色をキャンパスに色を付けておきます。例えば青を作る場合でも10色は作りますので、
ブラシの大きい■でキャンパスに描いておくんです。
(必要と思う色を、色合い・明るさなどを少しづつ変えて保存)
そしてツールの「色の選択」(一般的にスポイトと呼ぶ)を使い、色を使います。
例:
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上のようなものをキャンパスの隅に描いておく事で、沢山の色を保存しておけます。
絵を描くのは1度で描ききれない場合が多いので、画像を名前を付けて保存しておけば、
作った色を幾らでも残しておけますね。またこのように色々な色を作って保存しておくと、
絵を描くたびに色を作らなくても良いので便利でしょう。
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