背景色の指定　<color>　transparent

body,table,div,a など全ての要素の背景に色を付けます。

background-color:#0080ff


body 以外は基本的に背景が透明になっています。その body の背景も透明にするのが transparent です。 transparent を使う事でインラインフレームで表示したHTMLの背景を、　 インラインフレームを埋め込んだHTMLの背景で表示する事が出来ます。

１．インラインフレームで表示するHTMLの body を transparent を使って透明化する。
２．インラインフレームのタグに allowTransparency="true" を入れる。

body {background-color:transparent}
<iframe allowTransparency="true" src="***.html">

背景画像（壁紙）の指定　<url()>　none

body,table,div,a など全ての要素の背景に画像を指定します。

background-image:url(image/b_xline.gif)


背景画像を指定しない場合は background-image を使わない、画像のパスを書かない、none を入れるかになります。 しかし background-image:none これは余り使われません。

背景画像の貼り方の指定　repeat　no-repeat　repeat-x　repeat-y

背景画像はノーマルで並べて表示されます。
それを 横方向だけ・縦方向だけ・繰り返して表示しない、を指定する事が出来ます。

background-repeat:repeat background-repeat を指定しなくても これと同じように並べて表示される。	background-repeat:no-repeat 任意の場所に繰り返さず表示したい 写真などの壁紙で使われる。
background-repeat:repeat-x 上部や下部の横に並べて表示する 壁紙で使われる。	background-repeat:repeat-y 左側や右側の縦に並べて表示する 背景画像で使われる。

背景画像の固定　scroll　fixed

スクロールバーをスクロールしても壁紙をスクロールしたくない場合に使います。

background-attachment:scroll

background-attachment:fixed

background-position との併用は、ネットスケープとオペラで背景画像が正しく表示されなくなります。

背景画像の配置を長さでの指定

左上の位置を 0 0 として壁紙を好みの位置に配置する事が出来ます。単位には幾つかありますが px がおすすめです。

背景画像の配置をパーセンテージで指定　%

% による配置は覚えやすいのでおすすめです。

背景画像の配置をキーワードで指定　top　bottom　left　center　right

キーワードは、縦方向を上から top center bottom 横方向を左から left center right で指定する事が出来ます。



壁紙の配置の多くは、
縦方向で 上top・真中center・下bottom、横方向で 左left・真中center・右 right に
配置するのがほとんどなので、このキーワードでの配置は良く使われます。

また background-position を使い配置した場合、background-repeat:no-repeat と background-attachment:fixed を 一緒に使うのが一般的ですが、ネットスケープとオペラで背景が表示されなくなります。

例えばbody の壁紙を右下に配置するなら下のようになります。

<style type="text/css">
<!--
body
{
background-image:url(****.jpg);
background-repeat:no-repeat;
background-position:bottom right;
background-attachment:fixed;
}
-->
</style>

背景に関する一括指定

上で紹介した background に関するスタイルシートを一括で指定する事が出来ます。

background-color:#ffffff;
background-image:url(****.jpg);
background-repeat:no-repeat;
background-position:bottom right;
background-attachment:fixed;

例えば上のような記述は下のように記述する事も出来ます。

background:#ffffff url(****.jpg) no-repeat top right fixed

background は font のように、省略できないものや、値を書き込む順番もありませんので、 覚えやすく使いやすいです。